こんばんは。
え?!早くね?!
まーまー、良いじゃないか、今日くらいは。
今日はですね、日付変わりましてアベフトシの命日です。
誰?って話ですけども、ミッシェルガンエレファントっちゅうかっこええバンドのギタリストです。
↑わたくしの部屋に貼ってるアベフトシのポスター。
自分がミッシェルを知ったのは高校でした。
その当時はDragon Ashやスーパーカーなどがメジャーデビューした年で、ミッシェルも同じ時期にデビューしました。
音楽雑誌で存在を知りまして、格好が全員モッズスーツ。
機材紹介もエフェクターというものがなく、カールコードにアンプ直。
そこでミッシェル聞いてみてーなーと思ってたがわたくしの故郷はデビューシングルの「世界の終わり」は置いてなく…(なので俺らの世代で「世界の終わり」って聞くとセカオワではなくミッシェルの曲なのです)。
しかしその次のシングルの「キャンディハウス」は何故か置いてあって笑。
買ってぶっ飛びましたね、なんなんだこりゃ!と…なんなんだこのガシガシの高速の音は…と。
それがアベフトシの「高速カッティング」、「マシンガンカッティング」と言われているそれでした。
なんかもうコード一発の音がすげぇしギターソロもロックンロールやし、あのカッティングすげーや!と…。
でも俺の周りは当時は速弾き真っ盛りで、高速カッティングをやっても「ブラッシングでしょ?そんなん簡単やん」とか言われたりもして…。
わかってねぇ。わかってねぇよ。
単なるブラッシングじゃないんですよ、ガシガシ以外の…そうですねたとえば左手のミュートがちゃんとしてなかったら高音弦の音が出ちゃうし、右手のあの高速ストロークも単なるブラッシングとは違うし…とにかくわかってねぇよ
と思ってました。
わかってるつもりかよとあの頃の俺に言いたいですが笑。
だからタッピングとかライトハンドとかの練習より自分はとにかく「高速カッティング」と「コード一発」の練習ばっかしてました、だから俺は年数は長いけどよく言えば「独特なギタリスト」です、よく言えばな。
それ以外は下手くそです。最近久しぶりにギターの弦張りまして弾きましたけどド下手くそでした。
アベフトシすげぇなと思うのはミュートがしっかりしてるのとエフェクターに頼らず両手とギターのピックアップのセレクトで完結させちゃうところです。
そこから雑誌で伝わる話題はもうなんか凄いもので、「フジロックが演奏中断するくらい凄いライブやった」とか、「横浜アリーナソールドアウト」とか、「仙台のライブでライブハウスが破壊寸前だった」とか、「映画で曲が使われた」とか、「代々木でフリーライブした」とか、あとはやはり「ミュージックステーション伝説の夜」ですね…。
某ロシアの方々の「出たくねぇ」からの二曲目っていうね。
その数ヶ月後に解散を発表しましてね、ええーー…ってなりました。
若干アベフトシから話が外れましたが、俺が初めて生でアベフトシを見たのはモンバスで出ていたKOOLOGIのギタリストとしてのアベフトシでした。
しかし別バンドを組んでKOOLOGIをやめてそのバンドもなぜかすぐに解散して、そこからは故郷の広島でペンキを塗っていたそうです(ご実家がペンキ塗りのお仕事だったと記憶してます)。第一線から離れてたんだそうです。
そんな中「もう一度表舞台に」と、シーナ&ロケッツのライブに参加してたり、最後のギタリストとしての参加は吉川晃司のライブのゲストで、どうやらその年のライジングサンにも参加してもらう予定だったそうです。
自分が訃報を知ったのはバイト中でした。多分ナタリーで知ったんですが…。
過呼吸起こしました、ショックで…。
その年はキヨシローも亡くなって、その数日後には川村カオリも亡くなって、なんなんだと思ってました…。
今日はミッシェル聞き狂いますよ…。
この時のコード一発の音が発狂するくらいカッコいい。
またこんど!!